yen

ドル円:良好な米経済指標や米株価の上昇などを背景に円売り・ドル買いが優勢となった。9月の米鉱工業生産指数が前月比0.3%上昇と、4カ月連続でプラスとなり、市場予想を上回ったほか、8月の求人離職統計(JOLTS)でも求人件数が713万6000人に達し、統計開始以来の最高水準を更新した。さらに、米株式相場が大幅上昇し、投資家のリスク選好意欲が回復する中、円売り・ドル買いが優勢となった。
dow

NYダウ:急反発。ユナイテッドヘルス・グループやジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、ゴールドマン・サックスなど、ダウ構成銘柄が朝方発表した2018年7〜9月期決算が軒並み市場予想を上回る良好な結果となり、来週から本格化する決算シーズンへの期待感が高まった。
nyg

NY金(12月限):小幅続伸。時間外取引では、もみ合いとなったのち、ポンド主導のドル安を受けて地合いを引き締めた。日中取引では、ドル安一服や米株価急伸を受けて上げ一服となった。
nyslv

NY銀(12月限):反落。時間外取引で上昇したが、日中取引のドル安一服や米株価急伸を受けてマイナスサイドに転じた。
nypt

NY白金(1月限):小幅続伸。時間外取引では、ポンド主導のドル安を受けて堅調となった。日中取引では、ドル安一服や米株価急伸による金反落を受けて上げ一服となった。
nypal

NYパラ(12月限):反落。ドル安一服などを受けて下落した。
wti

NY原油(11月限):小幅続伸。トルコ・イスタンブールのサウジ領事館でジャーナリストのカショギ氏が失踪した事件を巡る緊迫感が継続している。各国が対サウジ制裁に動く場合、サウジが原油を武器として利用することが警戒されている。また、来月から始まる米国の対イラン制裁の第2段を控えて、イランのさらなる減産が見通されていることも相場を支えた。
cs

シカゴ大豆(11月限):反落。急伸後の修正安場面を演じた。米コーンベルトで今週は天気が回復し、概ね晴天が広がる見通しとなっていることも弱材料視された。
cc

シカゴコーン(12月限):反落。前日に上昇した後で修正のための売りが入った。米コーンベルトでの収穫はペースが鈍化しながらも進行していることが確認出来たほか、降雪に対する懸念を織り込んだうえ、今週末まで米コーンベルトでは概ね晴天が広がる見通しとなっていることも売りを呼んだ。