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ドル円:米株相場がマイナス圏に沈んだため、円を買ってドルを売る動きが活発化。さらに、英国の欧州連合(EU)離脱合意案をめぐる協議への警戒感も加わり、円買い・ドル売りが優勢となった。ただ、夕方にかけて米株価が下げ幅の一部を縮小したほか、英政府がこの日の臨時閣議でEU離脱に関する合意案を承認したとの報を受けて、円は幾分売り戻された。
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NYダウ:続落。原油価格の反発の動きを受け、取引開始直後にエネルギー株を中心に押し目買いが入って、ダウは一時210ドル超上昇。だ、その買いの勢いは続かず、マイナス圏に沈んだ。JPモルガン・チェースなど大手金融株。トランプ政権が推し進めてきた金融規制緩和の動きが、中間選挙で下院の多数派を奪還した野党民主党によって押し戻されるとの不安が高まったことで売られた。
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NY金(12月限):反発。時間外取引で、ドル高などを受けて軟調となった。日中取引では、ドル高一服や株安を受けて地合いを引き締めた。
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NY銀(12月限):反発。ドル高一服や金堅調を受けて上昇した。
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NY白金(1月限):続落。時間外取引のドル高を受けて軟調となった。日中取引では、株安を受けて軟調となり、10月26日以来の安値を付けた。
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NYパラ(12月限):続伸。ドル高一服をきっかけに地合いを引き締めた。
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NY原油(12月限):反発。前日の大幅安の反動で買い戻しが優勢となった。石油輸出国機構(OPEC)を中心とした産油国が最大で日量140万バレルの減産を協議していると伝わった。
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シカゴ大豆(1月限):反発。米コーンベルトでの収穫が平年に遅れていることが明らかになったうえ、米コーンベルトでは寒波が訪れていることにより作柄の悪化が懸念されて買い優勢となった。
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シカゴコーン(12月限):小反発。終盤を迎えているとはいえ、米コーンベルトの収穫ペースが伸び悩んでいることに加え、好調な輸出が続いていることが好感されて買われた。