昨晩のNY原油(2月限)は反発。前日比0.72ドル高の1バレル45.33ドルで取引を終えた。

ロシアのノワク・エネルギー相が27日、19年前半に産油量を300万〜500万トン削減すると話したと伝わった。主要産油国は1月から協調減産を再び強化する見通しで、需給安定につながるとの期待や、エネルギー情報局(EIA)週間米石油在庫統計で、原油在庫が前週から減少したことなどが材料視された。

石油サービス会社ベーカー・ヒューズが28日公表した米国での石油掘削に使う設備(リグ)の稼働数は前週比で増えたが、相場への影響は限定的。