中国税関総署が14日発表した2018年12月の貿易統計(米ドルベース)によると、輸出額は前年同月比4%減の2212億ドル(約24兆円)、輸入額は同8%減の1641億ドル。

輸出、輸入ともに前年同月の水準を下回るのは16年10月から2年2カ月ぶり。

輸出入減少の主因は国別で最大の対米貿易の低迷。米国向けの輸出は前年同月比4%減の402億ドル、輸入は同36%減の104億ドル。輸出は18年3月以来9カ月ぶり、輸入は4カ月連続の前年割れ。輸入の減少幅は統計を遡れる93年1月以降で最大。

輸出は米国向け以外も低迷した。欧州連合(EU)、日本など主要輸出先はいずれも前年同月の水準を下回った。

輸入はさらに落ちこんでいる。東南アジア諸国連合(ASEAN)、EU、日本、韓国、オーストラリアなどがいずれも前年割れ。中国は雇用不安から個人消費が失速しており、内需不足から輸入が低迷した。

同時に発表した18年通年の輸出は前年比10%増の2兆4874億ドル、輸入は同16%増の2兆1356億ドル。年前半は輸出入ともに好調だったため、通年では堅調な伸びとなった。