米エネルギー情報局(EIA)は15日公表した国内原油生産に関する報告で、2019年の生産量が日量1207万バレルと過去最高を更新し、20年には日量1286万バレルへさらに増加するとの見通しを示した。

 米は18年、シェールオイル増産が寄与し世界最大の産油国となった。同年の産油量は日量約1100万バレルで、1970年に記録したこれまでの過去最高を上回った。

 EIAによると、米国は20年後半に原油の純輸出国に転じる見込み。