昨晩のNY金(2月限)は反発。前日比5.4ドル高の1トロイオンス1293.8ドルで終えた。英議会下院での内閣不信任案の採決を午後に控えて様子見ムードが広がり、運用リスクを回避する目的で現物資産の裏付けがある金先物に資金が流入した。

通常取引の終了後、英議会が内閣不信任案を否決した。メイ政権の継続と決まったが、欧州連合(EU)離脱交渉を巡る不透明感は続くとの見方から金は買い優勢で推移した。