中国石油天然ガス集団(CNPC)の調査部門は16日、中国の2019年の原油生産量が前年並みの1億9000万トンになるとの見通しを発表。

 天然ガスの需要は前年比11.4%増の3080億立方メートルで、伸び率は前年(16.6%増)を下回ると予想。

 CNPCによれば、国内の燃料需給は引き続き供給過剰になり、19年の石油精製能力は3200万トン増える見通し。石油製品輸出は前年比19%増の4860万トンになる見込み。ディーゼル需要は前年の1億5980万トンから1億5800万トンに減少、ガソリン需要は前年比3.6%増の1億3190万トンと予想。