昨晩のNY原油(3月限)は小幅反発。前日比0.08ドル高の1バレル52.72ドルで取引を終えた。石油輸出国機構(OPEC)主導の減産などが需給を均衡させるとの見方が相場を支えた。1月のサウジアラビアの生産量が、12月から減産目標以上に減ったと伝わった。米政府の経済制裁に伴いベネズエラの供給が減るとの観測も根強く、相場を支えた。

 一方、米中貿易摩擦の長期化や世界景気の減速への懸念を背景に、原油需要が弱まるとの観測が上値を抑えた。欧州連合(EU)の欧州委員会や英中央銀行のイングランド銀行が7日にそれぞれ経済成長率の見通しを引き下げ、世界景気の減速懸念が改めて強まったのも一因。