石油輸出国機構(OPEC)月報によると、加盟国の2月の産油量は前月比0.7%減の日量3054万9000バレルだった。1月からスタートした協調減産を踏まえ、さらに産油量を絞った。

 産油量は減産開始前の昨年12月時点に比べて日量104万バレル削減しており、目標の80万バレルを大きく上回った。

 2月の産油量を国別に見ると、政情不安に陥ったベネズエラが100万8000バレルで、前月比12.3%もの大幅な減少となった。最大の産油国サウジアラビアも0.8%減の1008万7000バレルに減らし、イラクも1.5%減の463万3000バレルに落ち込んだ。一方、イランはやや持ち直した。

 世界全体の産油量は前月から微減の9915万バレルだった。OPECが占める割合は0.2ポイント低下の30.8%に低下した。

 一方、OPECは世界全体の2019年の需要の見通しを下方修正した。世界経済の減速を踏まえ、1億バレルから9996万バレルに引き下げた。