トランプ米大統領は20日、これまで中国に課した制裁関税に関し「解除することは議論していない」と述べ、貿易協議で合意した場合でも当面継続する可能性を示唆した。

ホワイトハウスで記者団に「(制裁関税を)かなりの期間、据え置くことを議論している」と明らかにした。詳細は触れず「我々はいま巨額の関税収入を得ており、当面このままの状態が続くだろう」とも語った。

関税をかけ続ける可能性について「もし中国と合意するのであれば、確実に中国に合意に従わせる必要がある。中国は合意を守ることに関して多くの問題があったからだ」と指摘した。