昨晩のNY原油(5月限)は反発。前日比0.65ドル高の1バレル64.05ドルで取引を終えた。
北半球が需要期入りするなかで、リビアで内戦が続いていることや、イランやベネズエラの減産見通しが相場を下支えした。リビアではハフタル司令官が率いるリビア国民軍(LNA)の前進が食い止められているが、トリポリ周辺では戦闘が続いている。
17日発表の米エネルギー情報局(EIA)在庫統計で、原油在庫は増えるがガソリンなどの在庫減が示されるとの観測も一因。

一方、引き続きロシアの増産観測への懸念も強く、上値を抑えた。