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昨晩のNY原油(6月限)は、4営業日ぶりに小反落。前日比0.11ドル安の1バレル62.76ドルで取引を終えた。

米が16日までに原子力空母をペルシャ湾外に配置したとの報道もあリ、中東での地政学リスクを警戒した買いが先行したが、買い一巡後は利益確定や持ち高調整の売りが優勢になった。米中貿易協議を巡る不透明感から米株式相場が下落した事を嫌気した。石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどが、週末に開く閣僚級会合で減産規模の縮小を協議すると報じられたことも相場の重荷となった。