国際エネルギー機関(IEA)月報で、2019年の世界原油需要の伸びを日量120万バレルと予想し、従来予想から10万バレル下方修正。20年の伸びについては、日量140万バレルと見込んだ。「貿易見通しの悪化がすべての地域で共通のテーマになっている」と指摘。

また、19年上半期の需要伸び悩みの要因として、欧州石油化学産業の低迷や北半球で平年より気温が高かったこと、米ガソリン・ディーゼル需要失速を挙げた。

ただ、経済の減速に対する各国政府の対策や先進国以外での堅調な消費に支えられ、下半期の需要の伸びは日量160万バレルに増加すると見込んだ。OPEC非加盟産油国の原油供給量は、米国やブラジル、カナダ、ノルウェーの増産が寄与し、19年は日量190万バレル、20年は230万バレルになるとみられている。