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昨晩のNYダウは反落し、前日比179ドル32セント(0.7%)安の2万6548ドル22セントで終えた。

パウエルFRB議長が25日の講演で「(貿易摩擦などの)不確実性に対応して利下げが必要か精査している」と述べた。ハト派と見られるセントルイス連銀のブラード総裁も7月の利下げを巡り「0.50%はやり過ぎだ」と述べたと伝わリ、早期利下げ期待が後退した。

住宅関連などで市場予想を下回る米経済指標が相次いだことや、米中首脳会談を巡り「貿易協議の再開が目的」であり、追加関税を回避できるかは不透明と伝わった事なども一因。

ナスダック総合株価指数は3日続落し、120.979ポイント(1.5%)安の7884.717で終えた。