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昨晩のドル円は小反発。前日比05銭円安・ドル高の1ドル=108円45〜55銭で取引を終えた。

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が10日の議会証言で早期の利下げに前向きな姿勢を示したため、円高が進んだアジアと欧州市場の流れを引き継いで始まったが、市場予想を上回る6月の米消費者物価指数(CPI)や米長期金利の上昇、米株高を受けて押し目は買われた。

パウエル議長は11日にも米上院銀行委員会での議会証言で、物価停滞に強い懸念を示したほか、「金融政策は我々が考えていたほど緩和的ではなかった」と指摘した。早期の利上げを改めて示唆したことは、ドル売り要因となったが、米労働省が発表した6月のCPIでエネルギーと食品を除くコア指数が前月比0.3%上昇。市場予想(0.2%)を上回り、1年5カ月ぶりの大きさとなった事で「米利下げ幅は大幅にはならない」との見方がドル買い要因となった。