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昨晩のNY原油(11月限)は続落。前日比0.12ドル安の1バレル52.63ドルで取引を終えた。

米商務省が7日、中国の政府機関を含む28団体・企業に事実上の禁輸措置を課すと発表。

米国務省が8日午後、少数民族の弾圧に関わったとされる中国政府高官に対し、ビザ発給を制限する方針を示したと伝わった。

中国の交渉団が滞在期間の短縮を検討しているとも伝わり、株価が下落した事を嫌気した。

米エネルギー情報局(EIA)10月の「短期エネルギー見通し」で、2020年の世界の原油需要見通しを引き下げた一方、19年の米原油生産見通しを小幅に引き上げた事も一因。

一方、イラクで反政府デモが広がっている事が下値を支えた。