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昨晩のNY原油(11月限)は続伸。前日比1.15ドル高の1バレル54.70ドルで取引を終えた。

11日にイランの石油タンカーが爆発したと伝わった。中東の地政学リスクの高まりが材料視された。

更に米中貿易協議で、中国が米国産農産物の購入再開で譲歩する一方、米国が15日に予定していた対中関税率引き上げを見送り、合意につなげる方針と報じられた事も好感された。

引け後にトランプ米大統領は「中国とフェーズ1の合意に達した。合意には知財、農産物の購入、金融サービスを含まれる」と述べたほか、ムニューシン米財務長官は「中国人民銀行との協議は順調に進んでおり、為替の透明性で合意があった。来週15日の関税引き上げは見送り」とした。

一方、景気見通しの不透明感を背景に、国際エネルギー機関(IEA)は需要見通しを下方修正した。2019年、2020年ともに10万バレル引き下げられ、前年比の伸びは19年が日量100万バレル、20年が同120万バレルと見通されている。