NY金 一目均衡表

昨晩のNY金(12月限)は大幅に反落。前日比26.7ドル安の1トロイオンス1466.4ドルで取引を終えた。

安寄りしたのち、もみ合いとなったが、米中が追加関税を段階的に撤廃することで合意と伝えられたことをきっかけに売り圧力が強まった。押し目を買われる場面も見られたが、ドル高や株高を受けて時間外取引の安値を割り込むと、テクニカル要因の売りを巻き込んで急落し、8月5日以来の安値1461.4ドルを付けた。

中国商務省は中国と米国がここ2週間の間に、双方が貿易戦争の過程で発動した追加関税を段階的に廃止することで合意したと明らかにした。ただ米政権内部で強い反対とも伝えられ、先行き不透明感は残っている。