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昨晩のNY金(2月限)は、反発。前日比9.4ドル高の1トロイオンス1554.0ドルで取引を終えた。

米中の第1段階の通商合意の署名式が行われたが、米国の中国製品に対する関税引き下げが米大統領選後になるとの見方などを受けて堅調となった。
また12月の米生産者物価指数(PPI)が予想以下となったことも支援要因。

カドロー米国家経済会議(NEC)委員長は、トランプ政権が「第1段階」の米中通商合意の履行状況を見極める間、対中関税は維持されるとの認識を示した。
また、米中の「第2段階」通商交渉がすぐには始まらない可能性があると、中国共産党機関紙・人民日報傘下の有力国際情報紙、環球時報が関係筋の話として報じた。

12月の米卸売物価指数(PPI)は前月比0.1%上昇した。モノが値上がりする一方でサービスが伸びず、小幅な伸びにとどまった。

1月のニューヨーク州製造業業況指数は4.8と、前月改訂値の3.3から上昇し、市場予想の3.55も上回った。