cs

シカゴ穀物市場は反落。
大豆(3月限)は、前日比13.50セント安の9.2875ドル。
コーン(3月限)は、同1.50セント安の3.875ドル。

シカゴ大豆は、米中通商協議第一段階合意の署名が見込まれながらも、第一段階合意で確約された中国による農畜産物の輸入量の大幅な拡大が実現できるかどうか疑問視する向きが強まり、売りの手が広がった。3月限は最近の取引レンジを下抜き、昨年12月16日以来の安値まで値を落とし、この日の安値に近い水準で取引を終了。終値ベースでも930セント台の回復には至らなかった。
cc

シカゴコーンは、独自の新規の材料に欠けるなか、大豆市場の軟調な足取りに追随。13日以降の取引レンジ圏内での高下にとどまった。 米エネルギー情報局(EIA)の週報で、エタノールの生産高は日量109万5000バレルで前週比3.1%の増加となった。一方、エタノール在庫は2300万6000バレルと前週比2.4%増となった。