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週末のドル円は、前日比55銭円高・ドル安の1ドル=111円50〜60銭で取引を終えた。

米企業の景気指数の悪化を受けて、新型肺炎の米経済への影響が大きくなるとの警戒感が強まり、円買い・ドル売りが優勢となった。

IHSマークイット2月の米総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)が49.6と、好不況の境目の50を下回り、6年4カ月ぶりの低水準となった。サービス業の悪化が目立ち、米経済への楽観が薄れ、幅広い通貨に対してドルが売られた。

米債券市場では相対的に安全な資産である米国債が買われた。長期金利の指標である10年物国債利回りは5カ月半ぶりの水準に低下し、超長期債の30年債利回りは過去最低を更新。日米金利差が縮小するとの見方も円買い・ドル売りの一因。