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昨晩のNY原油(4月限)は、続落。前日比1.17ドル安の1バレル48.73ドルで終えた。

新型コロナウイルスの感染が世界各地に広がっていることで、ヒトやモノの移動が滞り、石油需要が減少、減速していた世界経済がさらに失速することが警戒された。欧州ではイタリアに続き、オーストラリア、クロアチア、スイス、ドイツなどで感染者が報告されている。ドイツのシュパーン保健相は新型肺炎の「流行が始まった段階」にあるとの認識を示した。ブラジルでも感染が確認された。

米エネルギー情報局(EIA)週間石油在庫統計で原油在庫が小幅な増加にとどまり、市場予想ほど増えず、ガソリン、ヒーティングオイルや軽油の在庫は減少していた事から、買い戻しが入る場面はあったが、需要見通しの悪化を背景に軟調な流れは変わらなかった。製油所稼働率は前週から87.9%まで低下し、時期的に原油在庫が増えやすく、石油製品の在庫は取り崩される傾向にある。米原油生産量は日量1300万バレルの過去最高水準で横ばい。