米エネルギー情報局(EIA)が公表した掘削生産性報告(DPR)によると、4月の主要7地域のシェールオイル生産量は前月比1万8000バレル増の日量907万5000バレルまで増加し、過去最高水準を更新する見通し。

大半の地域で減産が見込まれている一方で、テキサス州とニューメキシコ州にまたがる最大シェール層パーミアンからの増産が他地域の減少を相殺する見込みで、全体としては生産量の拡大が続く見通し。

パーミアンの生産は前月から日量3万8000バレル増の479万バレルと、過去最高となる見通し。

ノースダコタ州とモンタナ州にまたがるバッケン層の生産は日量1400バレルほど減少し約147万バレルと予想した。減少は5カ月連続。