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昨晩のシカゴ大豆(5月限)は続伸。前日比19.25セント高の862.50セント。
米農務省(USDA)が発表した仕向け地不明の大口成約の相手が中国との見方が材料視された。また、アルゼンチンで新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために港の稼働を延期すると発表されたことで、米国産大豆の需要拡大が膨らんだこと、さらには南米での新型コロナウイルスの感染拡大を受けた供給不安を手掛かりとした大豆粕の上昇も買いを支援する要因になった。

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シカゴコーン(5月限)は小幅反落。前日比1.75セント安の343.75セント。
米中通商協議の第一段階合意後、初めてとなる中国向けの大口成約が報告されたものの、原油価格の低迷が続きエタノール需要が減少するとの見方が広がるなか、需給緩和観測が重石となった。