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 週末のNY原油(5月限)は大幅続伸。前日比3.02ドル(11.9%)高の1バレル28.34ドルで取引を終えた。

 石油輸出国機構(OPEC)加盟国を中心としたOPECプラスが来週月曜日に緊急のオンライン会合を行い、大規模な減産を協議することになった。日量1000万バレル程度の協調減産が協議される見通し。トランプ米大統領の仲介もあって、反目していたサウジアラビアとロシアが再び減産を協議することになった。新型肺炎の世界的な流行が止まらず、石油需要が日量3000万バレルも減少するとの見通しもあり、主要な産油国は叩き売りによるシェア拡大競争を止め、価格安定に取り組む。

 プーチン露大統領は米国とも協力する用意があると述べた。サウジも米国などが協力することを条件に減産に応じるとしている。異例の大規模減産の行方は米国の判断次第となっている。テキサス鉄道委員会のシットン委員長はロシアやサウジとの協力は一度限りとし、長期的な合意ではないと述べた。4日午後にトランプ米大統領は米石油企業の幹部と会合を行う予定となっている。