米労働省が12日発表した4月の消費者物価指数(CPI、1982〜84年=100)は256.389となり、季節調整後で前月から0.8%低下。2008年12月(0.8%低下)以来、11年4カ月ぶりとなる大きな落ち込み。

変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数は0.4%の低下。マイナス幅は集計が始まった1957年以来で最大。消費者物価指数とコア指数はともに2カ月連続のマイナス。

 前年同月比は季節調整前で全体が0.3%上昇で、15年10月(0.2%上昇)以来4年半ぶりの低水準。
コアは1.4%上昇で、11年4月(1.3%上昇)以来9年ぶりの低水準。