米エネルギー情報局(EIA)月報では、2020年の米原油生産は日量1170万バレルと過去最高だった19年実績から日量54万バレル減少見通し。従来予想は日量47万バレル減だった。

一方、20年の米石油需要も日量1830万バレルと、前年から日量220万バレル減少すると予想。世界中で移動制限措置がとられており、燃料需要は激減している。

また、国内の自動車向けガソリン消費は4〜6月期が平均日量700万バレルと、1〜3月期の日量860万バレルを下回ると予想。下半期については、日量870万バレルと、緩やかに回復するとの見方を示した。

20年の世界石油需要については、日量810万バレル減の9260万バレルと予測。従来予測は日量520万バレル減。
世界石油供給については、日量540万バレル減の9520万バレルと予測。従来予測は120万バレル減だった。