バイデン候補は18日、同氏が大統領に選出された際には、キーストーンXLパイプラインの建設許可を撤回する方針を示した。

 キーストーンXLの建設をめぐっては、トランプ大統領が2017年に認可したが、これを撤回する形になる。

 キーストーンXLパイプライン建設事業は、カナダのパイプライン運営会社TCエナジーが手掛ける。同パイプラインは、カナダ・アルバータ州から米中西部に日量83万バレルの原油を輸送するもので、総工費は80億ドル。環境保護団体、先住民の反対を受け、建設は10年以上も遅れている。