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昨晩のNYダウは3営業日ぶりに反落。前日比147ドル63セント安の2万5400ドル64セントで終えた。

朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数は高水準が続いたが、前週からは減少。失業保険の継続受給件数も減少し、景気改善期待から、上昇幅が200ドルを超える場面もあったが、午後にトランプ米大統領が29日に対中政策に関する会見をすると伝わり、金融や半導体関連など幅広い銘柄に売りが膨らんだ。

中国が28日に全国人民代表大会で反体制活動を禁じる「香港国家安全法」の制定方針を採択したことに伴い、強い対中制裁が科されるとの観測が嫌気された。

ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落した。前日比43.37ポイント安の9368.99で終えた。