石油輸出国機構(OPEC)の5月の産油量は、サウジアラビアなどの加盟国が過去最大の供給削減を開始したことから、2002年以来18年ぶりの低水準となった。

5月のOPEC産油量は平均で日量2477万バレルと、4月(改定値3068万バレル)から591万バレル減少した。

加盟国と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は先月、新型コロナウイルス危機による需要減と価格急落を受け、過去最大となる日量970万バレルの協調減産で合意した。

減産合意下でのOPEC諸国の減産量は5月、日量448万バレルに上った。合意の順守率は74%となっている。

加盟国の中で5月に最も生産を減らしたのはサウジアラビアで合意順守率は96%。4月の産油量は過去最高の日量1170万バレル(改定値)だったが、5月は日量860万バレルにとどまった。
6月はさらに減産すると予想されている。
一方でナイジェリアは19%、OPECではサウジに次ぐ産油量のイラクは38%だった。