米上院議員グループは今週中にも、ロシア天然ガス独占企業ガスプロムが主導するバルト海のガスパイプライン「ノルドストリーム2」事業に対する制裁強化法案を発表。パイプライン敷設作業だけではなく、起債などの引き受け業務や船舶の保険、または再保険といったサービスの提供者も制裁対象に含める。

ノルドストリームはロシア産天然ガスをバルト海経由でドイツに輸送する。欧州におけるロシアの政治的、経済的な影響を強めるとし、米政府は懸念を強めている。

トランプ大統領は昨年末、欧州のエネルギー安保に関する法案に署名。この法律が発効すると、パイプライン建設を請け負うスイス油田開発会社オールシーズはただちに建設を停止した。 「ノルドストリーム2」は160キロあまりの敷設を残し、完成間近となっている。