サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は8日、世界的に原油需要が回復する中、これまで続けてきた自主的な追加減産を打ち切る意向を明らかにした。7月は石油輸出国機構と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の協調減産合意で設定された枠内で生産を増やす。

OPECプラスは6日の会合で、過去最大の日量970万バレルの減産を7月末まで延長することで一致。原油需要が急減するなか、世界供給の10%近くを削減する。

サウジアラビア、クウェート、アラブ首長国連邦(UAE)は、6月は従来の削減量に加え、日量118万バレルの追加削減を行うと約束している。サウジは日量100万バレルの減産を実施してきた。


「OPECプラス」の協調減産は22年4月末まで継続される予定だが、7月以降の減産幅は縮小される見込み。