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昨晩のドル円は、前日比60銭円高・ドル安の1ドル=107円10〜20銭で取引を終えた。一時は106円99銭と5月中旬以来、約1カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けた。

米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受け、米金融緩和の長期化が意識され、主要通貨に対してドルが売られた。

FOMCで、2022年末までゼロ金利政策を維持する方針を示された。会見ではパウエル議長はあらゆる手段を必要な限り講じると強調。これを受けて債券市場では米国債が買われ、長期金利が低下。

5月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.1%低下し、市場予想(横ばい)を下回った事も円買い・ドル売りを促した。