ゴールドマン・サックスは19日、金相場見通しを上方修正。新型コロナウイルス感染拡大による経済の先行き不安と通貨安懸念を理由に、金相場の上昇傾向は続くと予想した。

ゴールドマンによると、3カ月見通しは1オンス=1800ドル(従来予想1600ドル)、6カ月見通しは1900ドル(従来予想1650ドル)、12カ月見通しは2000ドル(従来予想1800ドル)と、それぞれ引き上げた。

ドル安と新型コロナウイルス感染拡大防止のロックダウン(都市封鎖)の緩和で、新興市場の金消費者の購買力が高まるとの見方を示した。