リビア国営石油会社(NOC)は26日、ロシアなどの外国人傭兵が25日にシャララ油田へ侵攻したことを明らかにし、「石油生産の再開を妨害する外国によるたくらみ」に対して徹底的に拒否するとの声明を発表した。

傭兵部隊は車列を組んでシャララに入り、同油田の安全を維持するために設立された石油施設警備隊(PFG)の代表と面会した。

リビアは2015年以降、国連が承認する暫定政府が治める西部の首都トリポリと、ハリファ・ハフタル将軍が率いる軍事組織「リビア国民軍(LNA)」が占拠する東部ベンガジに分かれている。
油田や輸出施設の大半が、LNAが支配する東部に位置しているものの、国際的合意では、原油はNOCによってのみ輸出でき、代金は中央銀行に支払われる。

LNAはロシア、アラブ首長国連邦(UAE)、エジプトの支援を受けており、今月、トルコの支援を受ける暫定政府にトリポリ周辺の領土の大半を奪われた。
原油輸出は1月にLNA側の東部の武装勢力によって停止しており、リビアは主要な収入源の不足を強いられている。

暫定政府がLNAのトリポリ包囲網を打破した後、NOCはシャララ油田やエルフィール油田での原油生産再開を試みた。