中国税関総署が25日公表した統計によると、5月のブラジルからの大豆輸入は前年同月比41%増の886万トンとなり、2年ぶりの高水準となった。一方、米国からの輸入は49万1697トンとほぼ半減し、月間の輸入量としては2019年1月以来の少なさだった。

ブラジルでは、降雨の影響で大豆の収穫と2月下旬の出荷に後れが生じた。このため3月と4月には、輸出先への到着が混乱。ただその後は天候が改善して、出荷も徐々に拡大しており、中国への到着がピークを迎えている可能性が高い。

一方、米国が8月に収穫を控えており、中国は米国との貿易協議第1段階合意を順守するために、米国からの輸入を加速させると見込まれている。米国から中国への輸出は通常、9〜12月にピークを迎える。