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昨晩のシカゴ大豆(11月限)は反発。前日比0.25セント高の861.50セント。
中国の5月工業部門利益の6か月ぶりの拡大との報を受けて同国経済への楽観的な見方が強まると同時に、同国からの米国産大豆への需要拡大期待が高まり、買いを後押しした。また、30日に発表される米農務省(USDA)四半期在庫を前にした玉整理の動きに伴う買い戻しも見られた。

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シカゴコーン(9月限)は大幅反発。前日比9.50セント高の328.75セント。
米農務省(USDA)発表の四半期在庫報告を前にして玉整理基調が強まるなか、これまで続落した後の買い戻しが進んだ。また、中国の5月工業部門利益が6カ月ぶりの増加となったと伝えられるなか、同国経済に対する楽観的な見方が強まったことも強気要因になったほか、USDA発表の週間輸出検証高が100万トン台を記録したことも買いを支えた。
なお、米産地ではコーンが生産量に大きく影響する開花〜受粉の時期を迎えつつあるが、今後は降雨に恵まれるものの気温が上昇すると予測されていることが警戒されている。