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昨晩のNYダウは3営業日ぶりに反落。前日比77ドル91セント安の2万5734ドル97セントで終えた。

ADP雇用者数は前月比236.9万人増と市場予想(250万人増)を下回ったが、5月分が276万人減から306.5万人増に大幅に上方修正された。ISM製造業景況感指数は52.6と、市場予想(49.5)を上回り、好不況の境目である50を4カ月ぶりに上回った。米景気回復期待や、新型コロナウイルスのワクチン開発が順調に進んでいるとの見方から買いが先行した。

ただ、アップルが米国内の30店舗を新たに再閉鎖、NY市は6日に予定していたレストランでの店内飲食の再開の延期を決めるなど、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念は根強く、取引終了にかけて売りが優勢になった。

ナスダック総合株価指数は3日続伸し、前日比95.86ポイント高の1万0154.63と、6営業日ぶりに過去最高値を更新した。