内閣府は30日、景気の拡大局面から後退局面への転換点を表す「山」を2018年10月と認定した。

12年12月から71ヶ月間の回復局面は戦後2番目の長さになった一方、期間中の経済成長率の低さは過去の拡大期や他の先進国と比べて目立つ。

景気の「谷」から「山」への回復局面は、02年2月から08年2月までの「いざなみ景気」(73ヶ月間)が戦後で最も長い。今回は「いざなみ」には届かなかった。

今回の回復局面は国内総生産(GDP)の成長率が実質で年1.1%程度にとどまった。高度成長時代の「いざなぎ景気」(11.5%)や、86年からの「バブル景気」(5.3%)を大きく下回り、「いざなみ」(1.6%)よりも低かった。