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昨晩のNY原油(9月限)は反発。前日比0.35ドル高の1バレル40.27ドルで取引を終えた。

米石油掘削装置(リグ)稼働数が減少した事や、世界最大の石油消費国である米国を中心に需要の回復が続いていることから押し目買いが優勢だった。米エネルギー情報局(EIA)週報で、石油製品需要はコロナショック後の最高水準を更新している。

ただ、ミシガン大学が発表した7月の米消費者態度指数(確報値)は3カ月ぶりの低下となり、市場予想もわずかに下回るなど米経済の回復見通しに警戒感が強まっていることや、8月から石油輸出国機構(OPEC)を中心とした産油国が減産目標を縮小することが上値を抑えた。8月からOPECプラスは減産目標を日量200万バレル縮小する。12月末まで減産目標は日量770万バレルとなる。ただ、目先の期間では合意に沿って減産していなかった産油国が穴埋めで生産量を削減することから、日量200万バレルの増産とならない見通し。

米追加景気刺激策の協議は続けられているが今のところ平行線をたどっており、失業者に対する週600ドルの特別給付措置は失効することになった。