リビアで対立してきた暫定政府と代表議会は21日、すべての戦闘行為を停止し、全国規模の選挙を近く実施すると、それぞれ声明を出して発表。

各声明は、国連が承認し、首都トリポリを拠点にする国民統一政府(GNA)のファイズ・シラージュ暫定首相と、東部を拠点とし、有力軍事組織「リビア国民軍(LNA)」のハリファ・ハフタル司令官が支持する代表議会のアギーラ・サレハ・イーサ議長が署名。

2015年12月の国民統一政府発足以降、双方は事実上の戦争状態にあった。