国際砂糖機関(ISO)は1日に公表した四半期報告で、2020年〜21年度(20年10月〜21年9月)の世界の砂糖需給は、72万4000トンの供給不足との見通しを示した。

また、19〜20年の供給不足の幅も、前回予想の930万トンから13万6000トンに大幅縮小。消費量の下方修正が主な理由。

20〜21年度の世界砂糖消費量は前年比2.6%増の1億7419万トン、生産量は前年比2.3%増の1億7346万トンと予想。

生産量の増加予想については、インドの生産量が前年度の2720万トンから3150万トンに改善することが反映された。一方、ブラジルの生産量は前年度の3740万トンから3470万トンに減少する見通し。

19〜20年度については、新型コロナ感染拡大抑止のためのロックダウン(都市封鎖)によるエタノール需要低迷で、ブラジルではバイオ燃料よりも砂糖生産の比率が高まった。こうした砂糖生産への切り替えも、世界的な供給不足予想の大幅な規模縮小に寄与した。