香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、中国南部の雲南省では8月17日時点で、11の県と106平方キロの土地でバッタ被害を受けている。6月にバッタ大軍がラオスから国境を越え同省江城県に侵入し、その後、勢力を急速に拡大させながら北上を続けている。

8月26日、雲南省は9月末までに輸入バッタの成虫を効果的に駆除するという目標を立てている。

雲南省では今年はツマジロクサヨトウ(ヤガ科の害虫)が発生しており、広東省、海南省、広西省、福建省、四川省、貴州省、江西省などの省でも被害を受け、昨年よりも発生量が多く、被害面積も大きい。