FOMCではゼロ金利政策と金融資産の購入ペースの維持を決めた。声明では「物価上昇率がしばらくの間、穏やかに2%を超える水準を目指す」とフォワード・ガイダンス(政策指針)を変更し、利上げのハードルを引き上げた。

新たに公表した23年の政策金利見通しでは、中央値が現状(0.125%)と同水準。ゼロ金利政策を長期化し、景気回復と物価上昇を促すと受け止められた。