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昨晩のNY原油(10月限)は続伸。前日比0.14ドル高の1バレル41.11ドルで取引を終えた。

米株は軟調だったが、ゴールドマンサックスが石油需給に関して強気の見通しを発表したことや、米ガルフに発生した熱帯性低気圧が今後ハリケーンに発達することが材料視された。

ゴールドマンサックスは、今年の第4四半期までに世界石油市場は日量300万バレルの供給不足に陥ると予想し、北海ブレント原油が年内に49ドル、来年第3四半期までに65ドルまで上昇するとの見方を示した。

OPECとロシアなど主要産油国で構成する「OPECプラス」は17日に開いた会合で、協調減産の一層の順守を要求した。サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は17日、原油安が続けば10月にOPECプラスの臨時会合を開く可能性を示唆し、空売りを仕掛ける投機筋は「地獄のような痛手を受けるだろう」と述べたとも報じられた。

一方、リビアの原油を供給停止している反政府軍のハフタル司令官が停止を解除することに言及したことは圧迫要因となった。リビアの反政府軍、「リビア国民軍(LNA)」を率いるハリファ・ハフタル司令官は、現在原油供給の停止しているが、停止を解除することに言及。本来のリビアの原油生産量は日量120万バレル程度だが、供給停止により10万バレル強まで急減していた。

直近の高値を更新したものの、週末を控えて今週の上昇に対する利食い売りも出やすく、高値から上げ幅を削って引けた。