世界経済見通し2020


世界経済見通し2021





国際通貨基金(IMF)は13日、最新の世界経済見通しを発表。

2020年の世界成長率をマイナス4.4%と、6月時点の予測(改定後)から0.8ポイント上方修正。
新型コロナウイルス感染拡大を受けた先進国と中国の景気悪化に歯止めがかかったことが背景。
ただ「回復は長く険しい」と警告し、経済損失が25年までに計28兆ドル(約3000兆円)に達すると試算。

IMFは「世界経済は過去10年で最もひどい不況にある」と指摘。20年の成長率は、リーマン・ショック後の09年(マイナス0.1%)と比べても大幅に落ち込み、データのある1980年以降で最悪となる。

先進国は大規模な経済対策で4〜6月期の不況の谷が想定より浅く、7〜9月期は回復が定着すると判断。
20年の成長率について、日本は0.5ポイント引き上げてマイナス5.3%と予測。米国はマイナス4.3%、ユーロ圏はマイナス8.3%と、いずれも上方修正した。

対照的に新興・途上国はマイナス3.3%と0.2ポイント下げた。短期間に感染拡大を封じ込めた中国は1.9%と0.9ポイント上方修正したものの、感染者が700万人を超えたインドは2桁の大幅なマイナス成長に沈む見込み。

21年の世界全体の成長率は、5.2%と0.2ポイント引き下げた。25年までは3.5%程度と回復は鈍く、経済損失は20〜21年で計11兆ドル、20〜25年は計28兆ドルに上ると予想。