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昨晩のNY原油(12月限)は反発。前日比0.61ドル高の1バレル40.64ドルで終えた。

米雇用指標の改善を受けた需要回復を見込んだ買いや、米国の追加景気対策が近々合意に至ると期待されていることが相場を押し上げた。民主党のペロシ下院議長はトランプ政権との協議は進展しており、経済対策法案が「非常に近く」まとまる可能性があると語った。

ロシアのプーチン大統領が現行の減産目標を維持し、来年1月から予定されている増産を見送る可能性を示唆したことも支援要因。必要であれば減産も可能であるとの認識を示したが、現時点でその必要はないと語った。

一方、欧州を中心として新型コロナウイルスが再流行している事は上値を抑えた。