ロシアのプーチン大統領は22日、産油国が現行の協調減産規模を変更する必要は現時点ではないものの、市場次第では減産延長の可能性も排除しないとの考えを示した。

 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は、供給過剰の緩和に向け日量770万バレルの減産を実施している。来年1月からは、減産幅を同200万バレル縮小する計画。

 OPECプラスの閣僚は今後の減産方針について、12月1日のオンライン会合で協議する予定。