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昨晩のNY原油(12月限)は反落。前日比0.79ドル安の1バレル39.85ドルで終えた。

米国の追加経済対策の協議が平行線を辿る中、欧米で新型コロナウイルスの新規感染者が再び増えており、エネルギー需要が細るとみる売りが膨らんだ。フランスでは夜間外出禁止が発令された都市が増え、ドイツでは隣国への渡航を控える勧告が強化されたと伝わった。米国では中西部を中心に新規感染者が増え、行動規制が広がる可能性が懸念された。

ベーカー・ヒューズが23日午後、米国の原油生産向け掘削設備(リグ)稼働数が前週から増え、約5カ月ぶりの高水準に達したと発表。米石油掘削リグの稼働数の増加も圧迫要因になった。