euro

・ユーロ圏経済は夏の数カ月間に、部分的で不均一ながらも力強い回復を遂げたが、予想よりも急速にその勢いを失いつつある

・製造業の活動は引き続き持ち直しているが、サービス業は目に見えて減速

・財務基盤の悪化や経済見通しの不確実性の高まりが、事業投資を圧迫

・需要の低迷と労働・製品市場に著しいスラック(需給の緩み)が生じる中、総合インフレ率はエネルギー価格の下落と、基調的な価格圧力の低下によって抑制。これにより、経済の回復を下支え、感染拡大がインフレ期待に及ぼす悪影響に対抗

・次回の理事会で行動を起こし、政策措置を再調整する必要があるとの見解で一致

・臨時の理事会は遠隔でも機器を使えば)必要な場合、非常に簡単に開催可能

・7〜9月期のユーロ圏国内総生産(GDP)速報値は予想外に上向きな内容となる可能性あるが、10〜12月期は著しく低下すると確信。